Thursday, 5 March 2015

入れ歯の洗浄について

入れ歯を使っておられる患者さんの悩みの一つに「入れ歯の汚れ」があると思います。

 特に問題となるヌルヌルは水くらいでは流れてくれません。

 なぜならそれは単なる食べカスではないからです。

 皆さんのお口の中には細菌が存在し(常在微生物)、これらが入れ歯の表面に付着し、
細菌自身が産生する粘着物質と相まってできた微生物の塊がヌルヌルの本体です(バイオフィルム)。
 歯の表面に付着している歯垢も同じものです。
 このバイオフィルムというものは付着能力が非常に強く流水程度でははがれず、
ブラシ等でこすらなければとることは出来ません。(口腔洗浄器)

 入れ歯を使っておられる患者さんのほとんどは「入れ歯洗浄剤」を使っておられると思います。
 
 しかし、入れ歯を外してそのまま浸けておられませんでしょうか?

 入れ歯の汚れの本体であるバイオフィルムは、薬品では簡単に破壊されない上に付着している
細菌のバリアーのような役目をしており、付いたままでは洗浄剤の効果は半減です。

 入れ歯の合理的な洗浄法は・・・
  ① 入れ歯専用ブラシで擦り洗いをする(ぬるま湯程度がベター)
  ② 入れ歯洗浄剤に浸ける
  ③ 洗浄剤を洗い流す

当院でも入れ歯洗浄剤を販売しております。(口腔内カメラ)

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